歌手のギャラ相場一覧│依頼方法や依頼後の流れを解説

「歌手のギャラはどのくらい?」
「イベントに呼ぶ場合はいくらかかる?」
上記のように、歌手(アーティスト)を起用するのにどのくらいの金額が必要なのかが気になる方も多いと思います。
実際の予算はギャラだけで決まらず、当日の実施に必要な音響や移動などの費用が別途かかってきます。さらに、イベント出演や広告・タイアップ、番組出演や楽曲制作など、活用シーンによって相場は異なります。
そこでこの記事では、活用シーン別のギャラ相場をはじめとし、ギャラが決まる仕組みから歌手への依頼方法、依頼をしてから当日までの流れまで分かりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
歌手のギャラ相場一覧【早見表】
歌手のギャラ(出演料)は、知名度や稼働時間だけで決まるわけではなく、活用シーンによって金額が大きく異なります。まずは目安となる費用感が分かるように、歌手のギャラ相場を早見表で紹介します。
| 活用シーン | 費用目安 | 費用が上下する条件 |
|---|---|---|
| イベント出演 | 新人 :20万円~50万円 中堅 :50万円~200万円 ベテラン:200万円~ | ・出演時間や曲数 ・当日の拘束時間 ・編成(バンド/音源) ・音響などの会場設備 |
| 広告・タイアップ | 新人 :50万円~300万円 中堅 :300万円~1,000万円 ベテラン:1,000万円~ | ・契約期間 ・使用範囲 ・二次利用 ・競合制限 |
| 番組出演 | 新人 :数万円~10万円 中堅 :10万円~30万円 ベテラン:30万円~ | ・出演の役割 ・生放送/収録 ・出演時間/登場回数 ・配信や切り抜きの扱い |
| 楽曲制作 | 新人 :数万円~10万円 中堅 :10万円~50万円 ベテラン:50万円~ | ・依頼範囲 ・歌入れの有無 ・権利の扱い ・修正回数/納期 |
早見表はあくまで目安で、実際の費用は条件次第で上下します。目安となるギャラがある程度決まっていて、そこに条件に応じて金額がプラスされるというイメージです。
例えば、イベント出演ではギャラに加えて、ステージの設営費や音響費が上乗せされるケースが多いため、ギャラだけではなく総額で考えることが大切です。

ギャラ(出演料)はあくまで、その人を呼ぶための費用で総額ではないため、活用シーンごとに何に対して費用がかかるかを確認しておきましょう。
イベント出演
- 企業の周年イベント
- 学園祭(大学/専門学校)
- 商業施設の集客イベント
- 自治体のPRイベント
- ライブ/フェス など
イベントに歌手を呼ぶ際の金額は、誰を呼ぶかよりも、どう出演してもらうかの部分の方が金額のウェイトを占める割合が大きいです。
総予算の上限や会場の収容人数(会場キャパ)、ステージ規模、屋内か屋外かなどの会場情報を先に決めておくと、見積もりをスムーズに進められます。
広告・タイアップ
- テレビCM/Web広告
- 企業や商品のイメージキャラクター
- SNSタイアップ投稿
- キャンペーン楽曲/テーマソング
- 店頭・交通広告の販促起用 など
広告やタイアップは、イベント出演のように当日出演して終わりではないので、素材がどこまで使われるか次第で金額感が大幅に変わってきます。
契約期間や使用媒体、利用地域、二次利用の有無、競合制限の範囲や期間で金額がほぼ決まるので、まずは契約内容をどのようにするかを決めましょう。
番組出演
- 音楽番組
- バラエティ番組
- 情報番組
- 配信番組
- ラジオ番組 など
番組出演は、番組側の企画やメディア出演の扱いによって条件が変わり、金額が一定になりにくい傾向があります。
「ゲスト出演か企画参加か」「生放送か事前収録か」「出演回数や登場回数はどのくらいか」などで費用が上下するので、宣伝のためや実績作りなど、出演の目的を先に決めると良いです。
楽曲制作
- 企業の社歌/ブランドソング
- CM用音源/サウンドロゴ
- イベントのテーマ曲
- ゲーム/アプリ/映像作品
- 店舗BGM/館内放送用音源 など
楽曲制作については、基本的にはギャラ(出演料)はかからず、制作費のみがかかってきます。作詞や作曲、編曲をどこまで頼むかであったり、歌唱まで依頼するかなどで金額が決まります。
また、制作を依頼した楽曲を買い取るのか、楽曲制作時の修正回数や納期などによっても金額が上下するので、何に使う楽曲でどこで使うのかを先に決めてから依頼すると良いでしょう。

活用シーン別でみても様々な施策があります。歌手のキャスティングに興味がある方は、ぜひCASTIAにご相談ください!
予算別の依頼プラン例

歌手を起用したいけど、予算内でどこまでできるのか分からないという場合は、総額の予算から逆算すると目途が立てやすいです。
ここでは、よくある予算帯ごとに実現しやすい依頼プラン例を紹介していきます。金額はあくまで目安で出演内容や日程、会場条件によって変動する点はご了承ください。
予算:~50万円のプラン例
短時間の出演であれば、歌手を呼ぶことができる予算感です。ポイントは出演内容をシンプルにすることです。会場に設備やスタッフが揃っていない場合は手配が必要になるため、難しい可能性があります。
想定できる形
- 出演時間は短め(数曲/短時間)
- リハーサルはなしか最小で行う
この予算帯の注意点
- 音響手配が必要な場合は難しい
- 凝った演出や進行はできない
- 遠方依頼だと移動費がネック
予算:~100万円のプラン例
ミニライブやトーク+歌で呼ぶことができる予算感で、イベントとしての満足度も上げやすいです。ただし、~50万円と同様に会場に設備やスタッフが揃っていない場合は手配が必要になるため、難しい可能性があります。
想定できる形
- ミニライブで枠としての実施
- トーク+歌で盛り上げられる
この予算帯の注意点
- 音響手配が必要な場合は難しい
- リハーサルは簡潔にまとめる
予算:~200万円のプラン例
しっかりとしたライブイベントの実施が可能で、集客力のある歌手を呼ぶことができます。音響設備や人員の手配が必要な場合でも問題なく成立しますが、音響や演出に費用をかけすぎないようにする必要があります。
想定できる形
- 曲数をしっかり確保したステージ
- メインイベントとしての実施
この予算帯の注意点
- 会場規模がある程度必要
- 演出や要望は出しすぎない
予算:~300万円のプラン例
知名度の高い歌手の起用も視野に入ってくる予算感で、告知や集客面でも成果を出しやすいです。人気歌手ほどスケジュールが埋まりやすいので、候補を絞りすぎずに検討を進めるのがおすすめです。
想定できる形
- 集客の主役としての起用
- ステージや音響もしっかり組める
この予算帯の注意点
- 歌手のスケジュール確保が難しい
- 告知や撮影可否などの条件が厳しい
予算:300万円~のプラン例
大型イベントやフェス規模での起用も含めて検討しやすい予算感です。このクラスになると、出演料だけでなく、当日の制作/運営から安全面まで含めた総合設計が前提になります。
想定できる形
- 大型イベント/フェス級の起用
- 安全面まで含めたトータル設計
この予算帯の注意点
- 導線や警備など会場側の制約
- 条件整理が何よりも重要

イベント起用を中心にご紹介しました。当然ながら予算が多ければ多いほどできることが増えますが、限られた予算でも工夫次第で歌手を呼べます!
歌手へ依頼をする3つの方法
歌手へ依頼をする方法は、大きく分けて3つあります。結論から言うと、費用を抑えたいなら直接依頼、失敗を減らしたいならキャスティング会社への依頼がおすすめです。
ただし、どの方法にもメリット・デメリットがあるため、目的や求めるスピード感に合わせて選ぶと良いでしょう。
1.事務所やレーベルに直接依頼
- 起用したい歌手が決まっている
- 条件交渉を自分たちで進められる
- 進行管理や契約対応に慣れている
起用したい歌手が明確になっていたり、過去に起用実績があり依頼したい内容が固まっている場合には、事務所やレーベルへの直接依頼がおすすめです。
事務所やレーベルに直接依頼ができると、仲介を挟まない分費用を抑えることができます。ただし、条件の整理や候補との調整、契約、当日要件の確認などをすべて自分たちで進める必要があります。
- 事務所とレーベルの違い
-
事務所(プロダクション)は、歌手のマネジメントやスケジュール管理など、人を扱うのに対し、レーベル(レコード会社)は、音楽作品の企画や制作、配信やプロモーションを扱う。
2.イベント制作会社や代理店に依頼
- イベント運営もまとめて任せたい
- 会場設計からすべて集約したい
- すでに制作会社や代理店が入っている
イベントの企画や運営を制作会社や代理店にすでに依頼している場合は、歌手のキャスティングも同時に依頼するのがおすすめです。会場設計からキャスティングまで一括で依頼することで、工数を減らすことができます。
注意点としては、制作費や手数料が積み上がって総額が高くなる場合があることや、キャスティングを専門としている会社ではないため、候補の幅が制作会社側のネットワークに寄りやすい点です。
3.キャスティング会社に依頼
- 何を決めれば良いかから相談したい
- 複数の候補を比較して選びたい
- 交渉や契約、当日対応まで任せたい
候補探しから条件調整、契約面の整理、当日までの段取りまでをまとめて進めたいなら、キャスティング会社への依頼がおすすめです。
予算や目的を起点に、現実的な候補と出演プランを組み立てやすく、初めて依頼する場合でもスムーズに進められます。ただし、手数料は必要となるため、事務所への直接依頼に比べて金額は多少上がる可能性があります。

キャスティング会社は事務所とのコネクションがあるため、金額交渉ができます。歌手だけでなく、目的に応じて関係各所との連携も可能です。
歌手への依頼はCASTIAにおまかせ!
歌手を起用するなら、まずはCASTIA(キャスティア)にご相談ください。キャスティングのご相談をいただいてから、候補者のご提案まで最短即日で対応します。
目的に応じた最適な手段とキャストを横断的に設計しご提案させていただきます。また、要望や条件を整理し、事務所やレーベルとの調整や交渉を円滑に行います。
依頼をしてから当日までの流れ
1.要件を整理する
- 開催日時(候補日を複数)
- 目的(イベント出演/広告起用 など)
- 予算上限(総額の目安)
- 出演内容(出演時間/曲数 など)
- 撮影・配信・告知解禁の希望
まずはじめにやるべきことは依頼内容をまとめることです。要件が曖昧なままだと、事務所側やキャスティング会社の候補提案が定まらず、見積もりを何度も作り直す必要が出てきてしまいます。
最低限、上記の項目を決めておくことで、候補提案や見積もりの正確性が高くなるので、要件を整理することから取り掛かりましょう。
2.問い合わせ/候補提案
要件が定まったら、事務所やレーベル、キャスティング会社へのお問い合わせです。お問い合わせをしたら候補者の提案を受けることができるので、予算内で成立するかを確認しましょう。
候補者の提案を受ける段階では、まだ出演可否の確認前で実際にキャスティングが可能かは決定していません。そのため、第一希望が難しい場合の代替案まで考えておくと、決定が早くなります。
3.可否確認/条件調整
予算や企画内容などが問題なければ、出演可否の確認をし日程の仮押さえを行います。人気の歌手ほどスケジュールが埋まりやすいため、早め早めで動くのが重要です。
この際に、ギャラやその他の費用の総額がどのくらいかかるのかを提示されるケースがほとんどです。出演時間や告知ルール、交通費や宿泊費の扱いなど、条件の調整はこの段階で行いましょう。
4.出演決定/契約
- 撮影・配信の可否
- 素材の二次利用(SNS・Web掲載)
- 告知の解禁日/告知素材の扱い
- キャンセル規定(いつから何%)
- 当日の入り時間/拘束時間
- 支払い条件(請求タイミング等)
条件に合意ができたら出演を決定し、契約に進みます。決まったから安心ではなく、決まった瞬間から変更できない前提で動きましょう。
契約では、キャンセル規定や告知解禁のタイミング、撮影・二次利用の扱いなど、後からトラブルになりやすい点を明文化しておくことが重要です。
5.制作/当日準備
- タイムテーブル/台本
- 控室の備品/導線/待機場所
- 音響/照明/マイク本数/リハ時間
- 出待ち対策/撮影ルールの周知
- 予備プラン(押した場合の短縮案 など)
上記はどの施策を行う場合でも必要になってくる内容の一部です。当日に向けて、タイムテーブルや台本、備品などの準備、音響や照明などの手配など、施策実施に向けての準備を行いましょう。
何もないに越したことはありませんが、トラブルが起きないようにする対策やトラブルが起きてしまった際の対応策を決めておくことも重要です。
6.当日実施
当日は、現場判断を増やさないほど成功しやすくなります。事前に決めた運営設計があると、スタッフは迷わず動くことができ、出演者も安心してステージに集中できます。
運営面では、時間管理と導線管理、撮影ルールを徹底することが大切です。イベントの場合は、入口への掲示やアナウンスで周知し、スタッフも同じルールで動けるように事前の打ち合わせをしっかりと行いましょう。

当日までの流れをざっと記載しましたが、やらないといけないことがかなり多いです。少しでも不安だなと感じた方はぜひCASTIAにご相談ください!
歌手を起用する際によくある質問
Q.早見表の金額どおりに呼べますか?
早見表は目安としては参考になりますが、実際の金額は条件次第で上下します。出演時間や曲数、リハーサル有無や会場の設備状況、移動距離など様々な条件を考慮する必要があります。
Q.ギャラ以外にどんな費用がかかりますか?
活用シーンによって異なりますが、イベントの場合はギャラ以外に、音響などの設備費用や交通費や宿泊代、ヘアメイクやスタイリスト代などが考えられます。
Q.依頼はいつ頃から動くべきですか?
日程が近いほど選択肢が減るため、候補日が決まったら早めに相談するのがおすすめです。とくに繁忙期や大型イベントは埋まりやすいため、条件を早めに整理しておきましょう。
Q.指名の歌手がいる場合も相談できますか?
可能です。指名がある場合は、その歌手で進める前提で日程可否の確認や条件整理を進めます。もし条件が合わなかった場合に備えて、同じ予算感で検討できる候補を見つけておくと安心です。
Q.予算が少なくても相談できますか?
相談可能です。重要なのは誰を呼ぶかよりも、予算内で成立する出演内容に落とし込むことです。予算上限と出演時間などを最初にしっかりと伝えることで、現実的な候補や方向性が見えやすくなります。
歌手への依頼はCASTIAへおまかせ
歌手のキャスティングは、候補探しだけでなく条件交渉から契約、当日までの調整、当日の対応を行う必要があります。はじめて依頼する場合はとくに、どこまで決めてから相談すべきかが迷いやすいポイントです。
CASTIA(キャスティア)では、目的と予算をヒアリングしたうえで、実現できる形に落とし込みながらサポートします。キャスティング以外にもイベント企画や広告運用など幅広く対応しているので、まずはお気軽にご相談ください。
